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ケータイで調査する。
わたしたちは、カメラ付きケータイを使った「あたらしい社会調査」の可能性について、実験をすすめています。これは、たんなる調査法の開発をこえて、これからの人間関係やコミュニケーションのあり方について考える試みです。偏在する“カメラの目”をめぐっては、監視やプライバシーの問題などがしばしば議論されます。こうした問題はもちろん重要なのですが、もともとわたしたちの社会活動やコミュニケーションは、〈見る=見られる〉という関係によって成り立っています。つまり、カメラ付きケータイの時代よりはるかに昔から、わたしたちはお互いを見つめ合いながら、さまざまな「生活記録(=ライフ・ドキュメント)」を残してきたのです。 “カメラの目”をつうじて、不断に視線が交錯する社会は、どのようなカタチなのか…。日常生活のなかで蓄積されてゆく数千枚の“ケータイ写真”のなかから、いくつものストーリーが綴られていく感覚について考えています。
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